会長挨拶

同門会会長メッセージ

CEO

同門会会長  平良 勝成 (昭和55年卒)
 

第9代同門会会長を拝命して、昨年11月の総会で再選され2期目を迎えます。本年度、同門最大の出来事は、整形外科学系整形外科学分野主任教授の誕生であります。昨年7月に、本学医学部より主任教授候補者の公募が通知され、多数の応募者より教授選挙で厳選された結果、令和2年4月1日より本学部平成6年卒の中西一義先生が主任教授に就任されました。専門は、徳橋泰明前主任教授同様に脊椎外科で、特に低侵襲手術を得意としております。約1年間、主任教授不在という長いトンネルの状況の中で、耐え忍んで支えてくれた大学の医局員や関連病院の諸先生のご努力と協力に感謝致します。同門としては、今後約15年の長期に渡り当整形外科分野の卒前・卒後教育、研究および診療を統括して屋台骨を支える中西一義主任教授を長期的な視点で支えていく所存であります。
今年度は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに翻弄されており、100年に1度とされる感染症に対し、令和2年4月7日には緊急事態宣言が発令され、同年5月25日解除され一旦収束しましたが、この原稿を書いている時点では、再び日本全土で感染拡大傾向にあります。感染に巻き込まれた関連病院では、その対応に大変苦慮されております。東京都医師会長がコロナに夏休みはないと声を荒げて感染抑制を訴えていますが、経済と両立の観点からgo to travelキャンペーンが始まって未だコロナ禍の中にいます。エッセンシャルワーカーとしての同門の諸先生は、検温、マスク、フェイスシールド、エタノール、次亜塩素酸、social distance等の感染防止や予防に追われ、PCR検査や感染患者の治療、また受診抑制による経営悪化の問題も抱えながら、この未知の難局に日々奮闘の毎日を送っていることと案じております。
今年の同門会役員会は、3蜜(密閉、密集、密接)やクラスターを避けるため、工藤太郎先生と検討し5月21日にzoomを用いたオンラインミーティングとして行いました。その議題の中で、医局のひっ迫している財政状況を鑑み、同門会の学術奨励基金より教育発展のための教育費を助成しました。今後も、適宜基金より拠出して医局財政の補助を行いたいと考えております。また、同門会員から医局への援助が必要な事態が生じた際には、同門皆様のご協力をお願い致します。
日本整形外科学会学術総会、骨・軟部腫瘍学術集会や日本臨床整形外科学会も開催方式がオンラインへ変更となり、学術講演や教育研修単位の取得方法も従来とは異なってきております。今後もCOVID-19の推移により、平時から有事および戦時へのnew normalな対応が必要な、重大な変遷の時期に直面していると言えましょう。
未曽有の危機に遭遇しておりますが、会員の皆様がこの難局を無事に乗り越えることを心より願っております。