- よくある質問 Q&A
- Q10 インフルエンザの予防接種は何回受ければよいのですか?
インフルエンザワクチンの接種量及び接種回数は次のとおりです。(1)6カ月以上3歳未満の方 1回0.25mL 2回接種(2)3歳以上13歳未満の方
1回0.5mL 2回接種(3)13歳以上の方 1回0.5mL 1回接種 12歳以下の子供は、インフルエンザに対する免疫力が少ないため、2回受けることが必要です。1回目の接種時に12歳で2回目の接種時に13歳になっていた場合でも、12歳として考えて2回目の接種を行っていただいてかまいません。13歳以上65歳未満の人については、近年確実に罹患していたり、昨年予防接種を受けている人は、1回接種でも追加免疫の効果で充分な免疫が得られる方もあると考えられますが、この点に関しては国内での充分な調査研究はまだなされておりません。また、最近の論文にて、成人の場合、1回接種だと予防効果が64%、2回接種だと94%と報告があります。しかし、流行するインフルエンザウイルスは年ごとに変化するので、2回接種の方が確実と言えます。 また、受験生、どうしても仕事を休めない職業の方、喘息など気管支に持病のある方なども、インフルエンザをより確実に予防するためにも、2回接種をおすすめしています。インフルエンザワクチンには、同じ種類のワクチンを間隔をあけて接種すると効果が増強する「ブースター効果」が認められています。